喉が痛い?!そんなときはこれを食べよう!
喉の役割って何?
2025年がやってきました!1月は一段と寒い日が続き、空気が冷たく乾燥するため、「喉の痛み」にお悩みの方が多くなる時期です。喉の痛みをそのままにしてしまうと、痛みが悪化して発熱などの症状が出る可能性があるので、早めに対処していきたいですね!
さて、みなさん喉の役割を知っていますか?
喉には主に、「空気を運ぶ」「声を出す」「食べ物を飲み込む」という役割があり、状況に応じてその役割を果たします。
喉は、鼻や口で取り込んだ空気を肺へ送り、肺で酸素を取り込んだ後、空気を外に出す通り道であるため、外気の影響を一番最初に受ける器官になります。そのため、空気中にあるほこりやウイルス、細菌などが喉の奥に入らないように、粘液で喉を守ってくれています。
しかし、喉が乾燥したり、ストレスなどによって身体の免疫力や抵抗力が落ちてしまうと、ウイルスや細菌などが喉の奥に入り込んでしまい、喉の痛みや腫れが起きてしまいます。乾燥などから喉を守ってあげることが大切です。
今回は、喉が痛いときにおすすめの食材と控えたい食材をいくつかご紹介いたします。
喉が痛いときにおすすめの食材と控えたい食材
~おすすめな食材~
①はちみつ
はちみつには、フルクトース、フラクトオリゴ糖、アミノ酸、酵素などが含まれています。保湿効果が高く、喉の粘膜を保護してくれる作用もあります。
そのまま舐めたり、はちみつ湯で飲むのがおすすめです!はちみつ湯で飲む場合、はちみつに含まれる酵素が損なわれないよう、40~50度のぬるめのお湯を使用しましょう。
生後1歳未満の乳児には、ボツリヌス菌という毒素が重篤な症状を引き起こす可能性があるため、与えないようにしてください。
②大根
大根の辛み成分であるイソチオシアネートには、殺菌作用があります。この成分は、大根の細胞を壊したときに酵素の働きによって作られます。
そのため、大根おろしや細かく刻んだ料理と一緒に食べるのがおすすめです。また、加熱すると、酵素の働きがなくなってしまうため、生のままで食べると良いでしょう。
③しょうが
しょうがにはジンゲロールやショウガオールという成分が含まれており、殺菌作用や血行を良くする作用があります。
スープやうどんにしょうがを加えることで体を温めてくれるので、喉が痛い時に関わらず、寒い時期にぴったりです!しょうが湯にはちみつを混ぜて飲んでも美味しいです!
④ねぎ
ねぎには抗菌・殺菌作用があります。特に緑の部分にはビタミンCが豊富に含まれており、粘膜の健康維持を助けてくれる働きがあります。
また、特有の匂い成分と辛味成分のアリシンには、ビタミンB1と一緒に摂ると、ビタミンB1が体内により吸収しやすくなり、疲労回復やスタミナアップもしてくれます。
うどんや雑炊、みそ汁の薬味として加えて食べるのもおすすめです!
~控えたい食材~
①刺激の強い食べ物
辛い食べ物やスパイス、酸っぱいもの、硬いものは、喉の粘膜を傷つけ、咳の原因になったり、喉の痛みを悪化させてしまいます。
②極端に熱い・冷たい食べ物
温度が熱すぎる・冷たすぎる食べ物は、喉の負担になってしまいます。そのため、喉が痛いときにスープなど飲むときには、常温またはぬるめの温度が適温になります。
③アルコール
アルコールは喉の粘膜を傷つけてしまうため、喉の痛みを悪化させてしまいます。
また、利尿作用があるため脱水症状が出やすく、喉が乾燥してしまうので控えましょう。
まとめ
いかがでしたか?「喉が痛くなったかな?」と感じたら、喉を乾燥させない・刺激しないことが大事です!
喉に刺激になりそうな食べ物は避けて、「喉に優しい食べ物」を普段より意識して食事をしてみましょう!
「喉が痛い…」を放置せず、悪化する前に治して、元気に楽しい1年にしましょう!