2025.4.18
管理栄養士

朝食を食べて朝から元気に!

朝食を食べていますか?

いきなりですが!皆さんは毎日、朝食を食べていますか?
「朝食をとる時間がない」「朝は食欲がない」という理由で朝食を食べていない方も多いのではないでしょうか。
しかし!「早寝早起き朝ごはん」という言葉があるように朝ごはんは健康に欠かせないものなのです。
ここでは朝食の重要性についてお話しをさせていただきます。

朝食の重要性について

朝食を食べずに学校や仕事に行ったことのある方に質問です!その日の午前中、頭がボーっとしませんでしたか?
私たちの脳はブドウ糖をエネルギー源として使っています。夜、寝ている間にブドウ糖が使われるため、朝はそのブドウ糖が不足している状態なんです。
脳のエネルギー源であるブドウ糖を朝食で補給し、脳をしっかり目覚めさせましょう!

ブドウ糖はごはんやパンなどの主食に多く含まれているので、主食を抜かずに食べることがおすすめです!
また、朝食を毎日食べることで「体内リズム」と「生活リズム」を整えることができます。
この二つのリズムがズレると、からだにストレスがかかり、からだと心のバランスが保てず、活動に支障が出たり、感情が不安定になってしまうこともあるんです。
朝食を食べて、しっかりと脳を覚まし、リズムを整えましょう!

ここからは「朝食を手軽に食べるコツ」をお伝えします。
先ほど朝食が食べられない理由として挙げた「朝食をとる時間がない」と「朝は食欲がない」の二つに分けてお話しします。

①「朝食をとる時間がない」

まずは、「早寝早起き朝ごはん」を意識してみましょう。
朝、早く起きられない原因の一つとして「夜更かし」があげられます。夜更かしをしてしまうと朝起きるのが辛いと感じ、なかなか起きることができません。
次に、「何でもいいから食べる」ことを意識してみましょう。朝食は必ず朝用意しなければいけないわけではありませんし、一汁三菜のようにたくさん品数を作らなければいけないと気負う必要もありません。夕食の支度をするときに、次の日の朝食のことも考えて材料を切ったり、茹でたりしておくと翌朝の手間を省くことができます。
また、ごはんを多めに炊いて冷凍保存したり、フリーズドライの味噌汁やスープを活用することで朝ごはんのハードルが下がります。
さらに、調理せずにそのまま食べられるチーズやヨーグルトなどの「乳製品」や「果物」、ビタミンやミネラルが豊富な「シリアル」を活用するとバランスUPにつながります。

②「朝は食欲がない」

朝、食欲がない方は、遅い時間に夕食を食べすぎているかもしれません。
塾や習い事が遅くまであったり、残業で帰りが遅くなったりと様々な理由があると思います。
夕食が遅くなる時は、できるだけ低脂肪で消化の良いものを食べるようにしましょう。特に、揚げ物などのこってり系や肉などの主菜は少なめに、野菜料理などの副菜を多めにすると、カロリーや脂肪のとり過ぎを防ぐことができます。
また、よく噛んで食べることで、消化をよくするだけでなく、満腹感を感じることができるため食べすぎを防ぐことができます。
夕食が遅くなる場合は、間食を活用することで、夕食の食べすぎを防ぐことができます。
遅い時間に夕食を食べていない方でも朝は食欲がない方もいると思います。胃腸を温めるスープやカットフルーツなど、食べやすいものから始めてみましょう。
ブドウ糖を多く含む果物として、ブドウ・バナナ・キウイフルーツ・ブルーベリーがあります。
ぜひ参考にしてみてください!

まとめ

いかがでしたか?「朝食を食べてみようかな?」と思っていただけたでしょうか?
朝から元気に活動できるように朝食を取り入れてみてください!

◆コラムを書いたのは…
管理栄養士
山田 果奈
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