2026.1.20
管理栄養士

食事で免疫力アップ!感染症にならない身体づくり!

免疫力とは?

インフルエンザやコロナウイルス等の感染症が流行る時期ですね。皆さんは感染症対策をされてますか?
感染症対策には「免疫力」を高めることがとても重要です。
免疫力とは、「疫(病気)を免れる力」のことです。
インフルエンザのウイルスや病原菌などの異物が体内に侵入すると、体を守る仕組みが働き、侵入してきた異物から体を守ってくれます。この仕組みを免疫と言います。
つまり、免疫力が低くなると、インフルエンザやコロナウイルスなどの感染症にかかりやすくなってしまいます。
では、病気にかかりにくくするために、免疫力を高めるにはどのような食事を摂れば良いのでしょうか。

免疫力を高める食事のポイント!

近年、免疫力を高めるためには、腸が重要な働きをしてることが明らかになっています。
腸は食べ物を消化吸収する場所ですが、体外から体内に入ってきた食べ物と共に、ウイルスや病原菌などが侵入してくるリスクが高い場所でもあります。
腸内の壁には、免疫をつかさどっている免疫細胞が集中しており、体全体の免疫細胞の約7割が腸に集まっていると言われています。
そのため、免疫力を高めるには、腸内環境を良くすることが重要なポイントとなります!
ここからは腸内環境を整えてくれる食品、栄養素を紹介していきます♪

①善玉菌を含む食品 『プロバイオティクス』

プロバイオティクスとは、“十分量を摂取したときに宿主(ヒト)に有益な作用をもたらす生きた微生物”のことで、代表的なものには乳酸菌やビフィズス菌などがあります。
腸内細菌のバランスを整え、免疫細胞の働きをサポートします。
▶食品例
ヨーグルト、納豆、味噌、ぬか漬け、キムチ、チーズ 等

②善玉菌のエサになる食品 『プレバイオティクス』

プレバイオティクスとは、腸内の善玉菌を増やすエサの役割をする栄養素のことです。代表的なもので食物繊維やオリゴ糖があります。プロバイオティクスと一緒に摂ることで、より腸内環境をサポートすることができます。
▶食品例
・食物繊維…野菜(ごぼう、にんじん、ほうれん草 等)、海藻、きのこ、果物(りんご、バナナ等)、もち麦、大麦 等
・オリゴ糖…大豆、玉ねぎ、バナナ、はちみつ 等

③腸のバリアを守る『ビタミンA・D』

腸の粘膜を強くすることで、病原体の侵入を防ぐサポートをしてくれます。
・ビタミンA…粘膜の修復を助けてくれます。腸の粘膜がしっかりしていると、病原体が体内へ侵入しにくくなり、腸内環境の安定につながります。
腸内で働く免疫細胞をサポートし、炎症から体を守る役割も果たしています。  
▶食品例
にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、レバー 等

・ビタミンD…免疫細胞のスイッチを入れるサポートをしてくれます。 腸内の炎症が起こりすぎないようにバランスを整え、良い腸内細菌が育ちやすい環境づくりを手助けします。
また、腸のバリア機能を高めるために必要なたんぱく質の産生を促すことで、腸を丈夫に保つ働きもあります。 
▶食品例
鮭、さば、キノコ類 等

④腸内の炎症を抑える『良質な油』

腸の粘膜の材料になり、炎症を鎮めるはたらきがあります。
▶食品例
青魚・えごま油・亜麻仁油・オリーブオイル 等

⑤水分

腸の動き(蠕動運動)をよくするために、水分を適度に摂ることも重要です。

まとめ

免疫力を高めるための腸活にオススメな食品をご紹介しましたが、全て取り入れるのはなかなか難しいですよね。
まずは、バランスの良い食事を心掛け、食物繊維の多い野菜を食べる、1食のうちに1つ発酵食品を取り入れるなど、腸活を意識をしましょう。
そのほかにも体を動かすこと、ストレスをためない、十分な休息をとることも重要です。感染症に負けない元気な体を作りましょう!

◆コラムを書いたのは…
管理栄養士
宮﨑 茉央
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