一人で悩まないで!~水虫~
非常に暑い日々と、急な大雨とで昔に比べて「夏」の様子が変わってきていることを肌で感じる今日この頃。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
中福が勤務している薬局がある「鳥取県」は急激なコロナ感染者数の増加で、今まで以上に緊張感をもって皆さんが行動している印象です。医療用抗原検査キットも販売していますが、在庫がなくご希望の方すべてにお渡しができないときもあり、心苦しい日々を過ごしています。順次、入荷しておりますのでご希望の方は問い合わせていただけると幸いです。
中福ごとを一つ。韓国ドラマ52話はずいぶん前に見終えました(*^-^*)。この間もたくさんのドラマを見ています。不思議に「見たいな」と思えるラインナップが続き、飽きることもなく見ております。ある日、このブログで「中福のおすすめ韓国ドラマ」の回があるかもしれません(笑)乞うご期待です!
男性だけではない!女性からの相談も多い「水虫」について
夏場に特に相談の多い「水虫」。正式には「白癬(はくせん)」といって、「白癬菌」というカビが足などに繁殖して起こる皮膚の病気です。湿度と気温が高くなる梅雨から秋にかけて、患者さんの数・相談が増える傾向にあります。
水虫と聞くと、男性がかかりやすい印象があるかもしれませんが、女性からの相談も以前に比べて増えているんです。暑い時期でも仕事などでストッキングとパンプスを履いたりと、水虫になりやすい環境が原因と考えられています。男女差はないということですね。
水虫の症状
3つのタイプがあって、それぞれ症状が違います。
・足の裏や指の股などに小さな水ぶくれができて皮がむける「小水疱型(しょうすいほうがた)」
・足の指の間の皮がむけたり、白くふやける「趾間型(しかんがた)」
・ヒビやアカギレのように、足の裏全体が硬くなる「角質増殖型(かくしつぞうしょくかた)」
痒みを感じるのは小水疱型と趾間型のタイプで、多くの患者さんがこの2つの内のどちらかのタイプです。
水虫になりやすい環境かチェックしてみましょう!
次のうち、あてはまる項目をチェックしてください。
①足のケアを怠りがちで、あまり清潔に保てない
②毎日長時間靴を履き続けて、蒸れた状態が多い
③足の指がくっつき合って湿りやすい
④体温が高く汗をかきやすい体質
⑤家族に水虫の人がいる
以上です。チェック項目が多いほど注意が必要です。皆さん、いかがでしたでしょうか?
予防のポイントとお薬
予防のポイントは「足を清潔にたもつこと!」です。神経質に洗いすぎると角質層がふやけて逆効果になりやすいので1日1~2回。しっかり洗って乾かすことを意識しましょう。そして出来るだけ足を蒸らさないようにしましょう。
あせもやアトピー性皮膚炎など症状が似ている病気が多いので、気になった場合はまずは皮膚科などでしっかり検査をしてもらって、医師と相談してから薬を使用しましょう。
治療には多くの場合、塗り薬が使われますが場合によっては飲み薬も処方されます。
白癬菌は完全に消すには時間がかかります。症状が良くなったころに治療を中止しがちですが、一時的に症状が治っても菌が潜んでいる場合があります。隠れていた菌がまた増殖して再発なんてこともあるので、自己判断せず継続することが大切ですね。
ご自身が水虫だと分かったうえでは、症状が軽い場合は市販薬を使用することもできますのでご気軽に薬剤師に相談してくださいね。