熱中症対策～適切な水分補給をして熱中症を予防しよう！～
熱中症対策に、こまめな水分補給をしよう！
蒸し暑い日も多く、体力が奪われやすい時期になりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
暑さが厳しくなると心配なのが熱中症です。熱中症とは、暑熱環境で発生する障害の総称で、暑い夏だけに起こるイメージですが、実は気温がそれほど高くなくても、湿度が高い、風がないなどの条件が重なることで、熱中症を起こしやすくなります。
重症化すると命にも関わる熱中症ですが、適切な予防法を知っていれば防ぐことができます。
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（暑い夏、熱中症に気をつけて元気に乗り越えましょう♬）
その中でも最も基本的な対策『水分補給』は、のどの渇きに気づいた時には、すでに体内の脱水状態が始まっていると言われています。のどが渇いていなくても、『早めに、こまめに』行うことが重要です。
日頃からこまめに水分を摂る習慣がない方は、朝起きた時、外出前後、入浴前後、少しでも汗をかいた時など、意識して水分を摂ることをおすすめします。
水分を選ぶ時のポイント
汗を大量にかくと、体内の水分とともに塩分やミネラルも奪われてしまいます。その時に水だけを飲んだのでは、体液中の塩分濃度が下がってしまい、身体が摂取した水を吸収できずにそのまま尿として排出してしまい、十分な水分補給ができません。
また、熱中症になるかもな、、という状況でも熱中症対策に適さない飲み物を飲むことってありませんか？私はBBQでは絶対に冷たいお酒が飲みたくなります♪
①熱中症対策に適さない飲み物
・アルコール
アルコールには利尿作用があるため、一旦吸収した水分も、それ以上の水分がその後に尿で失われてしまいます。
・コーヒー、緑茶
カフェインにもアルコールと同様に利尿作用があります。飲んだ分以上に水分が排出され脱水状態になる可能性があります。
アルコールやカフェインを含む飲み物を飲む時は、合間にコップ1杯のお水を飲んだり、スポーツドリンクなどの体に素早く水分を吸収してくれる飲み物を組み合わせて、熱中症対策を忘れないようにしましょう。
②熱中症対策に最適な飲み物
・スポーツドリンク
発汗によって体から失われた水分やミネラルを、効率良く補給できる清涼飲料水です。運動で溜まる乳酸の分解や回復に効果的なクエン酸が含まれているスポーツドリンクは、水分と塩分を補給できるだけでなく、疲労回復にも効果的です。ただし、スポーツドリンクには糖分が沢山含まれているものもあるので、過剰摂取は糖分の摂りすぎによる肥満や虫歯を引き起こす危険性もあります。
③1日の水分摂取量の目安は1.2リットル
1日当たりの水分の排出量は、体重70kgの人で2.5リットルとされています。食事からの水分摂取量が1.0リットル、体内で作られる水が0.3リットルで、残りの1.2リットルは水分補給で補うとよいとされています。普段からしっかり飲んでいるつもりだけど、、、という方も、1日で500mlのペットボトル約2本分がしっかり摂れているか、意識してみて下さいね♪
④熱中症の初期症状を感じたら
熱中症の初期症状は「頭痛」や「めまい」「だるさ」「吐き気」などの不調が現れます。少しでも異変を感じたら、塩分を同時に補給できる経口補水液を飲みましょう。
経口補水液は水にナトリウムなどのミネラルとブドウ糖を一定の割合で配合した飲料です。 体液とほぼ同じ浸透圧のため、吸収率・吸収速度が非常に高いのが特徴です。
暑さや発熱などで大量に汗をかいた時や、下痢や嘔吐による脱水症状が出たときの水分補給には、経口補水液が適していますが、一度に大量に飲むと、ナトリウム（塩分）の過剰摂取になる可能性もありますので注意が必要です。
まとめ・商品紹介
水分補給できている！とご自身で思われていても、意外と体内には吸収できていないかもしれません。今回のポイントを意識して正しく水分補給を行い、暑い夏を健康に乗り切りましょう♪
皆様の熱中症対策をサポートする管理栄養士おすすめ商品をご紹介します。
【オーエスワン、オーエスワンゼリー】
脱水症のための食事療法（経口補水療法）に用いる経口補水液です。軽度から中等度の脱水症における水・電解質の補給、維持に適した病者用食品です。
下記の状態等を原因とした脱水症の悪化防止・回復、脱水症の回復後も下記の状態等における水・電解質の補給、維持にご利用ください。
● 感染性腸炎、感冒による下痢・嘔吐・発熱 ● 高齢者の経口摂取不足 ● 過度の発汗
また、脱水を伴う熱中症にもご利用ください。
【トロフィー】
500mlの水に1包溶かすだけ！クエン酸5000mg配合・BCAAを含むアミノ酸1500mg配合、すっきりと飲みやすいレモン味です。
