2022.11.1
管理栄養士

生活習慣を見直して、寒い冬を乗り越えよう!

冷えとは・・・?

段々と肌寒く感じる季節になってきましたね。
冬は、どれだけ着込んでも寒い、よくしもやけになる、手足が冷えるなどの症状でお悩みの方は多いのではないでしょうか?

「冷え」は寒さを感じると体内の熱を逃がさないように、血管が縮むことで起こります。また、血行が悪いと体内の熱を手先や足先までうまく運ぶ事ができず、冷えを感じるようになるのです。

これらの体が冷える原因としては「体質・体格」「自立神経の働きの乱れ」「女性ホルモンの変動」「生活習慣」などが考えられます。
その中でも、今回は冷え予防に繋がる「生活習慣」についてご紹介していきます!

冷え予防はどうしたら良い・・?

①筋肉をつけよう!
筋肉は体を支えるだけではなく、体温を作り出す働きもあります。筋肉量が少ないと、体の熱を多く作る事が出来ず、冷えに繋がります。いつもはエレベーターやエスカレーターを使っていたけど階段を使う、通勤や買い物の帰りに1駅分歩いてみるなど少しずつ出来る事から始めてみましょう!
慣れてきたら筋トレをする、ウォーキングを1日30分するなど自分に合った方法を試してみましょう♪

②入浴で体を温めよう!
一般的に冷え性には、ぬるめのお湯にゆっくり浸かるのが良いと言われています。
なかなか入浴する時間が取れない人は、軽くお湯を張って足湯だけでもすると、体全体が温かくなるので、おすすめです♪

③1日3食バランスよく食べよう!
特に朝食をしっかり食べる事が大切です。私たちは寝ている間に体温が下がりますが、朝食はその体温を引き上げてくれるので、日中の冷え予防にも繋がります!また、朝食を食べる人は食べない人に比べて、筋肉量が多い傾向にあります。筋肉は体温を作ってくれる働きがあると先ほどお伝えしましたね。そのため、冷えを予防できる体質の改善に繋がります!

④タンパク質を摂ろう!
栄養素には、炭水化物・タンパク質・脂質とありますが、体内で一番熱を発生させてくれるのがタンパク質です。タンパク質を多く含む食材としては、肉類・魚類・乳製品・大豆製品・卵があります。例えば朝食をパンだけ、ご飯やみそ汁だけで済ませてしまっている人は豆乳、目玉焼き、納豆、ヨーグルトなど一品追加してみるといいですね。

まとめ

冷え対策についていくつかご紹介しましたが、全てを取り入れるのは大変ですよね。自分が出来ることから少しずつ試して、自分に合った方法を見つけていきましょう♪

◆コラムを書いたのは…
TGN管理栄養士
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