2022.7.1
管理栄養士

紫外線に負けない!体の内側からお肌を守ろう♪

紫外線のお肌への影響って・・・?

日差しがまぶしい季節になりましたね。この季節に外出すると、気になるのが紫外線ですよね。
紫外線は浴びすぎると日焼けやしわ、シミの原因になるほか、肌に炎症を起こさせたり、肌の老化を加速させたりします。また、曇りでも、晴れの日の半分以上の紫外線を浴びてしまいます。天気が悪い日もしっかりと対策を行っていきましょう。
さて、みなさんはどのような紫外線対策をされていますか??
日焼け止めをしっかり塗る、日傘をさして日差しを遮る、アームカバーでお肌の露出を減らすなど様々な方法がありますよね。これら外側の対策ももちろん大切ですが、実は普段の食事に気を配ることで、体の内側からでも紫外線対策はできるのです。
そこで今回は、紫外線対策に効果的な栄養素と、その栄養素が多く含まれている食材についてご紹介します。

食事に摂り入れよう!お肌に大事な栄養素♬

①ビタミンA
→抗酸化作用があり、肌の粘膜を正常に保つと言われています。
ビタミンAが多く含まれている食材:レバー、うなぎ、卵黄、ほうれん草、かぼちゃなど

②ビタミンC
→皮膚のメラニン色素の生成を抑え、色素沈着を起こりにくくする働きがあり、シミやそばかすを予防します。ビタミンCも抗酸化作用のある栄養素で、コラーゲンの生成を助けます。
ビタミンCが多く含まれている食材:ブロッコリー、じゃがいも、キャベツ、ゴーヤ、赤パプリカなど

③ビタミンE
→血行を促して肌の新陳代謝を高めたり、体内の脂質の酸化を抑え、体を守ってくれます。ビタミンCと一緒に摂ると、さらに抗酸化作用が高まるのでおすすめです。
ビタミンEが多く含まれている食材:アーモンド、ごま、アボカドなど

④ポリフェノール
→抗酸化作用が強く、メラニンの生成に関わる活性酸素を無害な物質に変えます。
ポリフェノールが多く含まれている食材:ココア、コーヒー、ブドウ、柿など

⑤リコピン
→ビタミンEの100倍の抗酸化作用を持っていると言われています。メラニンの生成に関わる活性酸素を除去する作用が期待できます。
リコピンが多く含まれている食材:トマト、スイカなど

⑥たんぱく質
→体の細胞を作っている栄養素なので、美肌には欠かせません。1日3回、バランスよく摂ってほしい栄養素です。
たんぱく質が多く含まれている食材:肉、魚、卵、大豆製品、乳製品など

今年の夏は、食事で内側からも紫外線対策♬

いかがでしたか?今年の夏からは、外側と内側、両方からの紫外線対策をして暑い夏を乗り切りましょう!当社管理栄養士が考えたレシピの中に、今回ご紹介した食材を使用したものがいくつかあります。ぜひ、今日の献立の1品として取り入れてみてくださいね♪

★レシピ紹介:塩分控えめでもおいしい♪たっぷり野菜とささみのラタトゥイユ

◆コラムを書いたのは…
管理栄養士
山下 芙美恵
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