花粉症の季節がやってきました!
徐々に近づく春の訪れを、鼻水と共に感じている中福です。皆様いかがお過ごしでしょうか?昨年の夏、暑い日が長かったため今年の花粉飛散開始は早く、飛散量は多い予想が出ていましたね。そのため花粉症をお持ちの方は、少し気持ちが滅入ってしまう季節かもしれません。
そして3月は別れ・旅立ち・新たな出会い・成長…様々な心と環境の変化の時期でもあります。私事ではありますが、家族ぐるみで仲良くしていた大切な友人家族の転勤が決定し、別れの日を迎えることが本当に悲しく感じています。でも笑顔で今までの感謝を伝えられるように、娘と一緒に「お別れ会」を計画しているところです。何か素敵な案がありましたら教えてください。
花粉症について
さて冒頭に記載したとおり、花粉症について今日はお伝えします。
多くの方がご存じかもしれませんが、日本では花粉症の方が年々増加傾向にあるとされていて、いまや「国民病」ともいわれています。飛散する花粉量の増加や食生活の変化など、さまざまなものが花粉症の増加の要因として指摘されています。
また、花粉症の症状を悪化させる可能性があるものとしては春先の黄砂などの空気中の汚染物質や、ストレスなどが考えられています。
花粉症は急になることがあるの?
スギやヒノキ、ブタクサなどの花粉が原因で起こる季節性のアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎のことを、まとめて花粉症と呼びます。発症する・しないの予想は難しいですし、個人の体質や体調などによっても左右されます。ですから、今までは花粉症ではなかった方も急になることもあります。飛散シーズンは症状が出ていない方も花粉を避ける工夫をすると安心です。
花粉症対策として
外出するときのマスクは必需品です。またメガネや帽子も身につけると良いですね。そしてまだまだ手放せないコートなどの上着は、花粉がつきやすいウールなどの素材よりも、ナイロンなどのツルツルした素材を選ぶとサッと花粉をはらい落としやすいです。外出先から家に入る前に玄関前で衣服を軽く払って、室内に持ち込まないように、というのも大事です。そして家に入ったら、手洗い・うがいは欠かさないようにしましょう。苦手ではない方は、鼻うがいもおすすめですよ。
鼻うがいについて
鼻うがいは水道水をそのまま使うのはおすすめできません。水道水を沸騰させた後に、お湯500mlに対して塩5gを溶かして40℃くらいまで冷ました生理食塩水を使うといいでしょう。そして洗浄液を前屈みの状態でゆっくりと鼻から洗浄液を流し入れて、鼻または口から出すようにしてください。くれぐれも、飲み込まないように気をつけましょう。中耳炎の原因になります。そしてやりすぎにも注意です。鼻の粘膜を傷つけてしまうので、1日2~3回ぐらいまでがいいと思います。やってみたいと思った方は耳鼻咽喉科などで、正しい方法を相談すると安心だと思います。
また、家で生理食塩水を作るのに手間を感じる場合は、市販の専用商品を使うと便利です。
いつから対策するのがいい?
花粉症の方は、花粉が本格的に飛散する前、または少しでも症状が現れた時点で薬の服用を始めるといいです。その方が症状をコントロールしやすいと言われています。
症状がひどい場合、ご自身が花粉症かわからない場合などは、早めの受診をお勧めします。