2026.3.20
管理栄養士

風邪?花粉症?寒暖差アレルギー!?

寒暖差アレルギーってなに?

3月に入り少し暖かくなってきました。季節の変わり目で温度差が激しい日もありますが、みなさん体調はいかがですか?
鼻がむずむずして、くしゃみが出る!鼻水が止まらない!花粉症かな~とお悩みの方多いのではないでしょうか。
その症状、もしかすると寒暖差アレルギーかもしれません。
人の身体は活動時にアクセルの役割をもつ交感神経と、リラックスしているときにブレーキの役割をもつ副交感神経の2つの自律神経がバランスをとっています。
しかし、寒暖差によって自律神経のバランスが乱れて鼻の知覚神経が刺激され、鼻粘膜の血管が拡張することで一時的に鼻症状が起こりやすくなります。これを寒暖差アレルギーと言います。
また、寒暖差アレルギーは医学的に『血管運動性鼻炎』の一種であり、アレルギー物質が原因ではない事も特徴のひとつです。

そこで今回は寒暖差アレルギーと風邪などの違いやセルフ対策についてお話します。

寒暖差アレルギーと対策

まずは寒暖差アレルギーと風邪や花粉症の違いについてです。

〇寒暖差アレルギー

温度差が刺激となって、くしゃみや鼻水、鼻詰まりが一時的に起きやすくなること。アレルギー物質は関与しない。
一般的に温度差が大きいと起こりやすいといわれている。(7℃以上が目安)
その温度差は朝と夜や、前日と当日、室内と屋外などさまざま。

〇風邪

ウイルスによる感染が原因となり、体のだるさや発熱、黄色っぽく粘り気のある鼻水になることがある。
鼻詰まりが数日間続くが、次第に解消される。

〇アレルギー性鼻炎(花粉症

アレルゲンによる免疫反応が原因となり、発熱はほとんどなく、つらい鼻症状がメイン。
つらい鼻詰まりが長期に渡って続き、くしゃみが連続で出る。
目や肌にかゆみが生じることもある。

では、寒暖差アレルギーへの対策はどんなものがあるのか紹介していきます。

□身体が感じる温度差を少なくする

温度差が7℃以上になると症状が起きやすくなる為、身体が感じる温度差をなるべく少なくすることが重要です。
外出する際に着脱しやすい薄手のカーディガンやストールなどを携帯して、こまめに体温調節をしましょう。
また、空調の設定温度が高すぎ(低すぎ)ると温度差を感じやすいので、適切な温度を心がけましょう。

□規則正しい生活

自律神経のバランスを整えるためには規則正しい生活がとても重要です。
ストレスをためないよう、質の良い睡眠をこころがけましょう。
適度な有酸素運動も効果的です。ウォーキングやジョギング、ストレッチなど出来ることから始めてみましょう。

□食生活

バランスのとれた食事を意識しましょう。
神経の働きを助けるビタミンB群、リラックス効果を高めてくれるマグネシウム、寒暖差ストレスに対する抵抗力を上げてくれるビタミンCなどがおすすめです。
腸脳相関といい、腸と脳は互いに繋がって影響しあっています。食物繊維や発酵食品は腸内環境を整えてくれます。
また、身体を冷やさないように注意してください。身体を冷やす食べ物や飲み物を一度にたくさん食べると、身体の中で温度差が生まれ鼻症状が出ることがあります。

様々な対策を紹介してきましたが、症状が続くようであれば自己判断するのではなく、病院を受診してみることも重要です。

まとめ

いかがでしたか?
寒暖差アレルギーに悩まされないためには規則正しい生活とバランスのとれた食事がとても重要です。
今回紹介したことを参考に、寒暖差に負けない身体を作っていきましょう!

◆コラムを書いたのは…
管理栄養士
脇本 美月
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